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  • 執筆者の写真nona178

吉田博展@東京都美術館〜Visiting Yoshida Hiroshi:Commemorating the 70th Anniversary of his death

吉田博展のCMナレーションを担当させて頂いたご縁で、上野の東京美術館に行ってきました。あのダイアナ妃が魅せられた木版画とはどんな作品なのだろうか?と入り口から入ると

落とした照明の中に浮かび上がる優しい色合いの水彩画『雲井桜』が出迎えてくれます。1899年奈良県吉野山の桜が描かれた、この作品を含む初期の作品を集めた『プロローグ』の部屋から、生涯最後の作品『農家』が展示された『エピローグ』の部屋まで、吉田博の一生を11章のコーナーで振り返る今回の個展。木版画がこんなにも繊細で美しいのか、と驚きながら世界の風景を旅したひと時。一つの風景を、昼と夜、描き分けているのですが、私は彼の『夜』の色が好きでした。またスケッチ帳が各部屋に展示されていますが、これはその一つ野草のスケッチ帳が可愛くて、思わずスケッチしてみました。

Yoshida Hiroshi(1876~1950)was active through the Meiji, Taisho, and Showa periods as a leading landscapist.This exhibition introduces the overall aspect of Yoshida's woodblock prints, a major project he undertook in the latter half of his life.Born in Fukuoka, Yoshida began studying Western-style painting from his young days.He experienced repeated journeys abroad, through which he examined the conventions of the arts of the East and the West honed his own techniques. This big picture is called"Rapids" in 1928.Exhibited in Chapter 3 "Attempts at Extra-Large-Sized Prints"room.This exhibition is held until Sunday,March 28th.


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