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ロベルト・シューマンの命日7月29日に想いを馳せて〜Thinking about Robert Schumann on his memorial day.

シューマンの『アベッグ変奏曲』を練習した中学生の頃。この作品が彼が20歳の時に書いた処女作だったことも知らず、ひたすらABEGGとメロディーが動くのが素敵で、妹に譜めくりをしてもらいながら練習に励んだ日々を思い出します。当時は小さなボタンを10個用意して、右手でワンフレーズ10回、左手でワンフレーズ10回。何度ボタンを移動させた事か。。いつも母の厳しい声がキッチンから聴こえてきて、『今の右のトリル、もう10回練習!』。そんな母がキッチンテーブルでも訳していた『ピアノ音楽の歴史』。今回初めて取り出してシューマンのページを読んでみました。『シューマンの天分は叙情的、幻想的、劇的な雰囲気を揺れ動くが、小さな形式において一番その力を発揮する。彼の初期の作品の殆どは、ピアノ曲である。』とその冒頭にありました。今日YouTubeに『シューマンってどんな人?』をアップしたので、よかったらご覧になってみてくださいね。こちらの本も参考にしてみました。

On July 29th 1856, Robert Schumann passed away at the age of 46."I liked it best to go for walks all by myself..." RS, aged fifteen. And when he discovered music he became, in his own words,"really blissfully happy...hunting for chords on the piano or for flowers outside". That sentence shows him, at the age of only fifteen, finding a disarmingly poetic way of recreating his early years; but if he had not been a musician he would certainly have been a writer.(from Robert Schumann -Life and Death of Musician-by John Worthen) Yes, he was a musical poet.If you want to know more about Schumann's life, check out "Schumann short story" on Youtube.



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